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映画「ブレイク・ビーターズ」パンフレット解説

  • 中川泰伸
  • 2019年2月28日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年3月11日

 近年世界中で起こっている、グローバリズムからナショナリズムへの移行はすごい勢いです。

移り変わりが早過ぎ、この変化がいつ頃顕著になったか覚えている人は少ないかもしれない。


 2年半前の2016年6月頃、「ブレイク・ビーターズ」という、冷戦時代の旧東ドイツで実際に起こったブレイク・ダンスのムーブメントを描いた映画のパンフレットに、解説を書きました。 この時点ではまだアメリカの大統領はオバマで、大統領選は皆ヒラリーが勝つと思っていました。トランプの当選はない風評。 また、今でこそドイツのメルケル首相は日本でも名前が上がるようになりましたが、この頃はメルケルの名前が日本で話題になることも少なかった。極端な移民政策の賛否が吹き荒れ始める直前という時期に、この映画「ブレイク・ビーターズ」は封切られたので覚えています。

世界中で大きな流れの変化が起きる。そんなふうに感じていた人は多かったかもしれません。私もその一人で、この映画でもそんなドイツを絡めた世界の流れを軸に原稿を書いています。

「ブレイ・クビーターズ」公式


 イギリスのテリーザ・メイ首相がブレグジット離脱延期の議会採決を発表しました。

この原稿を書く前は、ブレグジットも決定の前でした。

ブレグジットの影響は強烈です。イギリスが抜ければ、グローバリズムの象徴でもあるEUは持ちこたえるのは難しい。

それも、今後のインド→欧州の経済発展圏の移動準備段階なのかもしれません。

激変ですね。面白い時代になったものです。












 
 
 

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